うえまつカイロプラクティック の日記
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廃用症候群
2012.08.10
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こんにちは。千歳で腰痛にお困りの方へ。うえまつカイロプラクティックの植松です
先日新聞に載っていた「廃用症候群」についてです。みなさんは聞いたことあるでしょうか?
簡単にいうと、「使わないと衰える」という意味です。症候群とはいろんな状態を総称していうので広い意味で使われます。
典型的な例で言えば、筋肉は鍛えれば筋繊維が太くなりますが、使わなければ細くなります。使わないということは脳は「必要がないもの」と認識するんですね。
1週間寝たきりになると、約2割の筋力が低下します。1ヶ月になると5~6割もの筋力が落ちてしまいます。それだけ筋力はあっという間に低下するのです。
患者さんがよく「昔はスポーツやっていたから筋力ある方だと思うんだよね」とおっしゃるのですが、その全盛期のころから身体はずいぶん変わっているということなんです
廃用症候群には以下の症例があります。新聞から引用させていただきます。
○運動器障害 ・筋肉の萎縮、筋力の低下 ・関節の可動制限、拘縮 ・骨粗鬆症 ・腰痛、四十肩など
○循環器障害 ・起立性低血圧→たちくらみによる転倒の恐れ ・静脈血栓塞栓症→エコノミークラス症候群
○自律神経障害 ・括約筋障害による失禁
○精神障害 ・抑うつによる生活意欲の低下 ・食欲不振 ・睡眠障害、不眠 ・認知機能の低下(痴呆など)
年齢により細胞も徐々に衰えてはきますが、逆に言えば、正しく使うことでより長く自分の身体は使えるということ。
とってももったいないのは、本当はまだ自分で動けるのに、一つの病気で長期入院することになったのがきっかけでそのまま寝たきりになったとか、腰や膝が痛いから歩くのも辛いから座りっぱなしや寝たきりになってしまったなどです。
これは本当にもったいない。とぼくはそう思います。
一番大事なのは、身体を動かせられるうちに身体を動かすということ。そして、病気や障害を患ってしまったら、周囲の方たちもサポートして、動ける範囲で動かして上げるようにお手伝いをするということだと思います。
寝たきりになってから、「あの時ちゃんと使っておけば良かった」と後悔しないように今から身体を動かすようにしましょう。
千歳で腰痛にお困りの方
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